皆さん、こんにちは。群馬県甘楽郡を拠点に、軽井沢周辺地域で造園工事・外構工事を手掛ける有限会社神戸造園です。
軽井沢で別荘や住宅の庭づくりを考えるとき、「どんな庭木を植えれば、軽井沢らしい雰囲気になるのだろう」「軽井沢特有の寒さや湿気に強い樹種はどれだろうか」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
軽井沢は自然豊かな避暑地として知られていますが、庭木にとっては寒さ、湿気、日照、雪などを考慮した植栽計画が必要な地域でもあります。
この記事では、軽井沢エリアで別荘庭園や住宅の庭づくりに携わってきた神戸造園が、軽井沢の気候に合う庭木の選び方や、庭木を長く楽しむためのポイントをプロの目線から紹介します。
■軽井沢の気候と庭木選びの基本方針

軽井沢の庭づくりでは、見た目の好みだけで庭木を選ぶと、数年後に「思ったように育たない」「管理が大変」と感じることがあります。まず大切なのは、軽井沢特有の気候を理解したうえで、庭木の種類や配置を決めることです。
・寒冷地、多湿という特殊な環境を理解する
軽井沢は冬の冷え込みが厳しいため、庭木選びではまず耐寒性を確認することが大切です。寒風や凍結に弱い木は、見た目が気に入っても管理が難しくなる場合があります。
また、夏は比較的涼しい一方で、霧が発生しやすく、林に囲まれた敷地では湿気がこもりやすい傾向があります。そのため、日当たりや風通しが限られる場所では、半日陰や湿り気のある環境でも育ちやすい樹種を選ぶことが重要です。植える場所の水はけが悪い場合は、土壌改良や排水対策もあわせて考えましょう。
・別荘地ならではの「メンテナンスのしやすさ」
軽井沢では、別荘やセカンドハウスなど、週末や季節ごとに利用する住まいも多いため、日常的に手入れできないことも考慮して庭木を選ぶことが大切です。成長が早すぎる木や落ち葉の多い木を植えると、久しぶりに訪れたときに剪定や掃除の負担が大きくなる場合があります。
また、雪の重みで枝が折れたり、常緑樹の枝葉が傷んだりすることもあります。頻繁に手入れをするのが難しい場合は、成長が穏やかで、こまめに刈り込まなくても形が乱れにくい庭木を選ぶと管理しやすくなります。植える本数や配置も含めて、無理なく維持できる庭にすることが大切です。
▼あわせて読みたい
》手入れのいらない庭にするには?庭づくりで知っておくべきポイントやおすすめの庭デザインを紹介
》軽井沢の別荘の庭を長くきれいに保つ! 庭づくりやお手入れのポイントを紹介
■軽井沢の庭におすすめのシンボルツリー・庭木【落葉樹】

落葉樹は、春の花や新緑、夏の涼しげな葉、秋の紅葉と、季節ごとの変化を楽しめる庭木です。軽井沢らしい自然な雰囲気を出しやすく、シンボルツリーにも向いています。樹形や落ち葉の量も考えながら、建物や庭全体とのバランスを見て選びましょう。
・アオダモ
アオダモは、細い幹とすっきりした枝ぶりが魅力の庭木です。圧迫感が出にくく、別荘地の自然な景観にもなじみます。成長が比較的穏やかで、こまめに刈り込まなくても形が乱れにくいため、軽井沢の庭にも取り入れやすい樹種です。春から初夏に咲く綿毛のような白い花、その後のピンクに色づく翼果、秋の紅葉など、季節の変化も楽しめます。
・ジューンベリー
ジューンベリーは、春の可憐な白い花、初夏の赤い実、秋の紅葉と、1本で四季の変化を楽しめる庭木です。洋風の庭にも雑木風の庭にも合わせやすく、シンボルツリーとして人気があります。ただし、実が落ちる時期があるため、駐車スペースや人がよく通る動線から少し離して植えると管理しやすくなります。
・シラカバ
白い幹が美しいシラカバは、軽井沢らしい高原の雰囲気を演出できる庭木です。一方で、日当たりや風通しを好み、湿気がこもる場所では弱りやすいことがあります。また、大きく育つため、建物や隣地との距離も考えて植えることが大切です。庭の広さや水はけを確認したうえで取り入れましょう。
■軽井沢の庭におすすめの目隠し・生垣【常緑樹】

常緑樹は、冬でも緑が残るため、道路や隣地からの視線をやわらげたい場所に向いています。軽井沢では、重たい印象の生垣にするよりも、周囲の林や建物になじむように植えると自然な印象になります。雪や寒風の影響も考えながら、樹種や高さを選びましょう。
・ソヨゴ
ソヨゴは、常緑樹のなかでも軽やかな雰囲気をつくれる庭木です。半日陰でも育ちやすく、風に揺れる葉の姿が涼しげで、別荘地の落ち着いた景観にもなじみます。野趣のある白い小花と赤い実も庭の良いアクセントになります。強い寒風を受ける場所では葉が傷むこともあるため、植える位置には注意しましょう。
・コニファー類(ブルーアイスなど)
コニファー類は、マツ科やヒノキ科などの常緑針葉樹の総称で、洋風の庭やモダンな外観に合わせやすい常緑樹です。ブルーアイスはシルバーがかった青緑色の葉と爽やかな香りが特徴で、庭のアクセントにもなります。ただし、雪が積もると樹形が崩れたり枝が折れたりすることがあるため、軽井沢では剪定や雪対策も考えておく必要があります。
・シラカシ
シラカシは葉が密につきやすく、目隠しや生垣に使いやすい庭木です。成長が早いため、道路沿いや隣地境界の視線を遮りたい場合に役立ちます。一方で、放置すると枝や葉が茂りすぎて、圧迫感が出たり、風通しが悪くなったりします。軽井沢の別荘地では、頻繁に手入れできない時期もあることも考えると、高さや幅を保つ剪定を前提に植えるとよいでしょう。
▼あわせて読みたい
》手入れのいらない目隠しに最適な庭木とは?後悔しない選び方と植え方のコツをプロが解説
■足元を彩る!おすすめのグランドカバー・低木

高木や中木を植えるだけでは、足元が寂しく見えることがあります。低木やグランドカバーを組み合わせると、庭に奥行きが生まれ、雑草や泥はねの対策にもつながります。軽井沢では、日陰に強い植物と日当たりを好む植物を、場所に合わせて使い分けましょう。
・アセビやユキノシタ
アセビは寒さに強い常緑の低木で、日陰の庭にも取り入れやすい植物です。春には小さな白い花を咲かせ、和風の庭や自然風の庭にもよく合います。ユキノシタは湿り気のある半日陰を好むため、木陰や庭石のまわりに植えると、足元にしっとりとした風情を添えてくれます。なお、アセビは「馬酔木」と書くように、馬が葉を食べると酔ったような毒性を持っています。小さなお子さんやペットがいる場合は植える場所に注意しましょう。
・クリーピングタイムなどのハーブ類
春から初夏にかけてピンクや薄紫色の花を咲かせるクリーピングタイムは、地面を低く広がるハーブで、日当たりと水はけのよい場所に向いています。石張りのすき間やアプローチまわりに植えると、歩いたときにほのかな香りも楽しめます。湿気がこもる場所では弱りやすいため、軽井沢では風通しのよい場所を選ぶとよいでしょう。
■趣のある「和モダン・日本庭園」に合う庭木

軽井沢には、雑木の自然な雰囲気だけでなく、庭石や低木を組み合わせた和モダンの庭もよく合います。樹木の枝ぶりや紅葉、石材の表情を生かすことで、落ち着きのある庭に仕上がります。
・軽井沢の寒暖差を活かす「モミジ・カツラ」と「庭石」の調和
モミジは、軽井沢の寒暖差によって鮮やかな紅葉を楽しめます。カツラも丸みのある葉がやさしい印象をつくり、秋には黄色く色づきます。このような落葉樹は、庭石と組み合わせることで、葉の軽やかさと石の重厚感が互いを引き立て合います。
・和の空間にも自然風の庭にも美しく馴染む「ヤマボウシ」
ヤマボウシは、初夏の白い花、秋の赤い実、紅葉まで楽しめる庭木です。自然な樹形を生かしやすく、和モダンや日本庭園にもなじみます。
斑入りの品種を選ぶと、葉の表情が明るくなり、和の庭のモダンなアクセントにもなります。モミジやアオダモと組み合わせれば、軽井沢らしい自然な雰囲気を残しながら、上品で落ち着いた庭をつくることができます。
▼あわせて読みたい
》モダンな日本庭園を自宅で楽しみたい!和モダンな庭のメリットや庭づくりのポイントを解説!
■造園のプロが教える!軽井沢での庭づくりを成功させるポイント

軽井沢の庭づくりでは、寒さに強い庭木を選ぶだけでは十分ではありません。冬の凍結、春先の遅霜、火山灰由来の土壌など、植える時期や生育環境まで考える必要があります。また、別荘地では日常的な手入れが難しい場合も多いため、最初の計画段階で管理しやすい庭にしておくことが大切です。
・植栽、植え替えに適した時期
軽井沢で植栽・植え替えに適しているのは、5月〜6月、または9月〜11月頃が目安です。春は厳しい冷え込みが落ち着き、植物が育ち始める時期です。秋は暑さが和らぎ、冬に入る前に根をなじませる時間を取りやすくなります。
一方で、真冬は地面が凍り、根を傷めるおそれがあります。真夏も乾燥や強い日差しで植物に負担がかかりやすいため、庭木を植えるには不向きです。植えたい庭木が決まっている場合は、時期も含めて早めに計画しておくと安心です。
・土壌改良と水はけの重要性
軽井沢周辺には、浅間山由来の火山灰を含む土壌が見られる場所があります。こうした土は水を通しやすい一方で、敷地や造成の状況によっては乾きやすかったり、反対に水がたまりやすかったりすることもあります。庭木をしっかり根づかせるには、植える前に土の状態を確認することが大切です。腐葉土や堆肥をすき込んで土を整えたり、水がたまりやすい場所では排水対策を行ったりすることで、植物が育ちやすい環境をつくれます。
・雑草対策を含めた全体のゾーニング
軽井沢の別荘地では、日常的に庭の手入れができない期間があるため、最初から管理しやすい庭にしておくことが大切です。特に敷地が広い場合、すべてを土や芝生にすると、草取りや落ち葉掃除の負担が大きくなることがあります。
たとえば、よく歩く場所には敷石やタイル、砂利などを使ったり、雑草が出やすい場所には防草シートを組み合わせたりするのも一つの方法です。手入れの負担を減らす設計にしておくことで、管理する範囲が明確になります。眺めを楽しむ場所、目隠ししたい場所、通路や駐車スペースを分けて計画すると、使いやすい庭になります。
▼あわせて読みたい
》水はけの悪い庭の原因は?!放置するリスクとプロによる改善策を徹底解説!
》庭の草取りから永遠に解放されたい!後悔しないための雑草対策とNG対策を紹介!
■まとめ:軽井沢の造園・お庭づくりなら神戸造園にお任せください!

軽井沢の庭木選びでは、寒さや湿気に強いこと、日陰や雪に耐えられること、管理しやすいことが大切です。アオダモやジューンベリー、モミジ、ヤマボウシのような落葉樹は四季の変化を楽しめます。ソヨゴやコニファー、シラカシなどの常緑樹は、目隠しや冬の緑として役立ちます。
一方で、庭木は植えれば終わりではありません。土壌改良、水はけ、剪定、雑草対策、石材や舗装との組み合わせまで考えることで、軽井沢の環境に合った庭になります。
神戸造園は、群馬県甘楽郡を拠点に、軽井沢周辺地域で造園工事、外構工事、土木工事全般を承っております。庭のメンテナンスから、植栽、外構、石材を含めた庭全体のプロデュースまで、お客様のニーズに合わせた施工をご提案いたします。
当社は、もともと庭石の販売からスタートした造園会社です。そのため、石材へのこだわりと豊富な知識を生かした日本庭園づくりを得意としております。モミジやカツラと庭石を組み合わせた和の庭、自然になじむ雑木の庭、モダンな建物に合うおしゃれな庭まで、幅広く対応可能です。海外の方からのご依頼もいただいており、軽井沢の別荘や住宅にふさわしい庭づくりを一緒に考え、形にしてまいります。
「どんな庭木が合うかわからない」「手入れの負担を減らしたい」といった些細なお悩みでも構いません。軽井沢で庭木選びや造園・外構工事をご検討中の方は、ぜひ神戸造園へお任せください。
まずはお問い合わせフォーム、またはお電話よりお気軽にご相談ください!
▼関連記事
》失敗しない造園業者の選び方は?費用相場や優良業者の見極めポイントを徹底解説
》石積みの種類は何がある?工法や軽井沢の景観に合う選び方を徹底解説
》広い庭を持て余している方必見!上手く活用するための方法やポイントを紹介
》老後の庭の手入れを劇的に楽にする!軽井沢のプロが教える「管理が楽な庭」へのリフォーム術

