オープン外構をやめたい時はどうすればいい?外構を作り替える場合のメリット・デメリットを紹介!

皆さん、こんにちは。群馬県甘楽郡を拠点に、軽井沢周辺地域で造園工事や土木工事を手掛ける有限会社神戸造園です。


弊社は和の庭園を基本としながら、洋風のお庭も造る造園工事業者です。物語のある癒しの空間を提案いたします。


さて本日は、オープン外構をやめたいと思ったときはどうすればいいかというテーマをお送りします。オープン外構で失敗したと感じられるときに作り替えが可能かなどについて説明するので、住宅やホテルなどの外構に関してお悩みをお持ちの方はぜひ参考にしてください。




■オープン外構で失敗したと感じる理由



オープン外構とは、住宅やホテルなどの敷地をフェンスや塀で囲わず、あるいは最小限にして、オープンな状態にしておくことを言います。


オープン外構のメリットとしては、広々として開放感があること、風通しや日当たりが良くなること、土地が広く感じられることなどです。また、近所の人に庭の花木を見てもらって、楽しんでもらうこともできるでしょう。


しかし、オープン外構にしたことによるデメリットもあります。オープン外構にして失敗だったと思っている人もいて、いいことばかりあるわけではないのです。


では、どうしてオープン外構で失敗だと思うのか、その理由を見てみましょう。



・落ち着かない

オープン外構にして失敗したと思う理由の一つは、落ち着かないことです。オープン外構だと、敷地内が外から丸見え。場合によっては、内部まで透けて見えてしまうかもしれません。


安心してリラックスした生活を送ろうと思ったら、プライバシーの確保が重要なのですが、オープン外構ではプライバシーが侵害されやすいです。



・防犯面が心配

オープン外構にして失敗したと思う理由の2つ目は、防犯面が心配なことです。


塀やフェンスがないオープン外構の場合、誰でも簡単に侵入できます。泥棒から見てもこの家やホテルは侵入しやすそうだなと思うことでしょう。


昼間は人が侵入しても確認がしやすいという面はあるものの、夜暗くなってからでは気づきにくいものです。不審者が侵入して、悪さをされる可能性が高くなりやすいのがオープン外構の不安な点です。



・子供やペットの飛び出しが心配

オープン外構にして失敗だったと思う理由の3つ目は、子供やペットの飛び出しが心配なことです。オープン外構の場合、道路との境涯となる塀やフェンスがないので、子供やペットがそのまま飛び出してしまうことがあります。


飛び出した先の道路に急に車が入ってきたらとても危険です。事故にでもなったら大変。


そう思うと、庭に塀やフェンスをつけておけば良かったなと感じることもあるでしょう。



・敷地がショートカットとして利用される

オープン外構にして失敗だったと思う理由の4つ目は、敷地がショートカットとして利用されることがあることです。


住宅街にはUターンポイントがあまりありません。そのようなときにオープン外構の庭があると、これ幸いとばかりにショートカットに利用されてしまうことがあるのです。


自分の敷地に他人の車が断りもなく入ってくるのは迷惑な話です。絶対に侵入させたくないでしょうが、Uターンに便利なオープンカットの庭だと、利用されてしまうケースもあります。




■オープン外構をやめたいときはどうすればいい?外構を作り替えることは可能?



オープン外構で失敗だと感じる理由をいくつか挙げてみましたが、失敗ということならやめたくもなるでしょう。


では、オープン外構をやめたくなったときはどうすればいいのでしょうか。外構を作り替えることは可能でしょうか。


答えは、新築当初はオープンな造りでも、追加工事にて一部を閉じたセミクローズや、完全クローズ外構へ変えることができます。



⦿オープン外構からセミオープン外構へ

セミオープン(セミクローズ)外構とは、敷地の一部に目隠しや塀、柵を設け、内部が見える場所と見えない場所を造ることです。つまり、オープン外構では全て丸見えですが、セミクローズ外構では一部を隠せます。


オープン外構をセミクローズ外構に変えることで、開放感を維持しながら気になる部分を見せないようにでき、プライバシーを確保しやすくなります。フェンスや塀についてはデザイン性の高いものを使えば、こだわりの外観も造れるでしょう。


ただセミクローズに変更するには設置費用がかかるのと、敷地内に死角ができないようにデザインしないといけません。



⦿オープン外構からクローズ外構へ

クローズ外構とは、敷地を全て塀やフェンスで囲うことです。オープン外構からセミクローズ外構に変えるだけでは満足できないという場合は、クローズ外構を選ぶことになります。


ただこれまでオープン外構で開かれていた敷地がいきなりクローズ外構になると、閉塞感を強く感じるようにもなるでしょう。プライバシーは完全に確保できますが、塀やフェンスの高さや材質なども考えながら移行工事をして、閉塞感を強く感じないで済むようにしたいところです。




■クローズやセミオープンにするメリット・デメリット



オープン外構をクローズ外構やセミオープン(セミクローズ)外構にする工事について説明しましたが、それぞれのメリット・デメリットを改めて考えてみましょう。



⦿メリット

まずは、オープン外構からクローズ外構やセミオープン(セミクローズ)外構にするメリットを解説します。


・しっかりプライバシー保護できる

オープン外構からクローズ外構やセミオープン(ゼミクローズ)外構に移行すれば、確実にプライバシーを確保できるようになります。


クローズ外構なら外からは見えなくなるので、プライバシーは万全。セミオープン(セミクローズ)の場合は一部見えますが、大事なところは隠せるので、かなりのプライバシーはキープできるでしょう。


・こだわりの外観を造ることができる

クローズ外構でもセミオープン(セミクローズ)外構でも、塀やフェンスを造ることになりますが、デザインなどを工夫すればこだわりの外観にすることもできます。


素敵な塀やフェンスに囲まれた家も素敵であり、魅力も増すでしょう。



⦿デメリット

続いて、オープン外構をクローズ外構やセミオープン(セミクローズ)外構に移行するデメリットを説明します。


・外構設備に費用がかかる

オープン外構の場合、塀やフェンスを造る費用がないので設置費用を抑えられますが、クローズ外構やセミオープン(セミクローズ)外構の場合は、外構設備の費用が余分にかかります。


・防犯対策に逆効果になることも

オープン外構の家は侵入者が入りやすいという面はありますが、侵入者の発見はしやすいです。


一方、クローズ外構やセミオープン(セミクローズ)外構の場合、侵入者は入りにくいですが、いったん入ると死角を生みやすい構造になっているので、見つけにくくなります。影になっているところに侵入者が潜むということもあるでしょう。


オープン外構とクローズ外構、セミオープン(セミクローズ)外構で一長一短ありますが、後者の方が防犯面で逆効果となることもあります。


・狭い敷地だと圧迫感を感じる

オープン外構の魅力の一つは開放感があることですが、クローズ外構やセミオープン(セミクローズ)外構では塀やフェンスにより圧迫感を生じることがあります。


特に狭い敷地ではそうなりやすく、開放感が感じられなくなってしまいます。




■まとめ



今回は、オープン外構で失敗したと感じた人がクローズ外構やセミオープン(セミクローズ)外構に作り替えるポイントやメリット・デメリットなどを解説しました。


オープン外構にもメリットはありますが、デメリットや困る点もいろいろあり、気になるようなら作り替え工事も検討してください。


その際は、外構工事のプロに相談するのが1番です。群馬県の外構工事のことなら、有限会社神戸造園にぜひお問合せください。神戸造園ではニーズに合った施行ができる提案力と技術力を保有しています。




■軽井沢周辺で外構工事・造園工事を検討中の方はぜひ神戸造園にお任せください!



敷地の外構をどのようにしたらいいか、悩むものです。オープン外構、クローズ外構、セミオープン(セミクローズ)外構などいろいろな種類がありますが、ご自宅の状況とそれぞれの外構の特徴を照らし合わせながら、一番いいと思われるものを選んでください。


有限会社神戸造園は群馬県甘楽郡を拠点に造園工事、外構工事、土木工事全般を行う会社です。


庭のメンテナンスから全体のプロデュースまで、ニーズに合った施工ができ、庭のプロデュースができる「提案力」と「技術力」が弊社の強みになっています。


もともと、庭石の販売から会社がスタートしたので、石材にはこだわり、豊富な知識も有しています。日本庭園からおしゃれな庭まで幅広く対応可能(日本庭園が得意)です。

そのため外国人の方からもご依頼いただいています。


お庭のこと、外構のことでお悩みごと、希望などがありましたら、ぜひ神戸造園までお問合せ、ご相談ください。



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