庭に人工芝は実際どう?メリット・デメリットや設置前に知っておくべきポイントを紹介!

皆さん、こんにちは。群馬県甘楽郡を拠点に、軽井沢周辺地域で造園工事や土木工事を手掛ける有限会社神戸造園です。


庭に芝生を敷きたいと検討している際に、「天然芝は手入れが面倒そう」「人工芝は安っぽく見えそう」など、天然芝と人工芝のどちらがよいかわからないと悩まれている方も多いでしょう。


今回は近年人気の高い人工芝について、メリットやデメリット、設置前に知っておきたいポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。




■人工芝にするメリット



まずは庭に人工芝を敷くメリットをご紹介します。



・メンテナンスフリー

人工芝は、天然芝に比べてお手入れの手間がかからない点が大きなメリットといえます。天然芝の場合は日々の水やりや定期的な芝刈りが必要ですが、人工芝はそれらのお手入れが不要です。


汚れが気になる場合は水洗いできれいになるため、特別なメンテナンスをしなくても美しい状態を保てます。



・設置場所を問わない

人工芝は日当たりが悪い場所にも設置できるため、場所を問わずさまざまなところで楽しむことが可能です。天然芝の場合は日当たりが悪い場所では育てるのが難しいですが、人工芝は日光が不要なので、どこでも美しい状態を保てます。


また、ベランダやバルコニーなど土がない場所にも設置できるため、幅広い場所で活用することが可能です。



・クッション性が高く、子供やペットも安心

人工芝はクッション性が高いため、転倒した際の衝撃を吸収したり、足への負担が少なかったりと、お子さんやペットを安心して遊ばせることが可能です。芝葉が長く密度が高いタイプのものを選べば、よりクッション性が高くて安心です。


また、クッション性の高さに加えて水はけもよいため、夏はビニールプールを楽しむのにも適しています。



・一年中、緑をキープできる

人工芝は年間を通して色が変わらないため、どの季節でも美しい緑色をキープできます。天然芝の場合は春から夏にかけて成長して美しい緑色になりますが、秋から冬にかけては休眠期となり枯れた状態になってしまいます。


人工芝であれば、特別なお手入れも必要なく、季節を問わずいつでも美しい状態を保つことが可能です。




■人工芝にするデメリット



人工芝を設置する際には、デメリットも理解したうえで取り入れることが大切です。ここでは庭に人工芝を敷くデメリットをご紹介します。



・季節を感じにくい

人工芝は年間を通して状態に変化がなく、秋や冬でも常に緑色をキープできるため、季節の変化を感じにくくなってしまうのがデメリットのひとつです。紅葉や枯れ葉など季節ごとの風景を楽しみたい場合は、人工芝は不向きといえるでしょう。



・経年劣化する

人工芝は耐久性が高くきれいな状態を維持しやすいものの、寿命を迎えたら交換が必要です。人工芝の寿命は、一般的には7〜10年程度といわれています。人工芝の品質や使用環境などによって寿命は異なりますが、定期的に交換する必要がある点は理解しておきましょう。



・夏場は熱くなりやすい

人工芝は太陽の熱を吸収しやすいため、日差しが強い夏場などは表面が熱くなりやすいです。日差しが強い日は、ペットを遊ばせたり裸足で歩いたりするとやけどをしてしまう恐れがあるため注意しましょう。



・火気厳禁

人工芝はある程度の耐熱性はあるものの、直火など極端な熱には耐えられません。人工芝の上でそのままバーベキューや焚き火、花火などはできないため気をつけましょう。



・思っていた以上に費用がかかる

人工芝は天然芝と違って維持費はあまりかからないものの、初期費用が高い傾向にあります。人工芝本体の価格に加えて施工費用もかかるため、天然芝よりも初期費用が高めになることが多いです。


ただし、一度施工すれば10年程度は交換が不要で日々のメンテナンスもほぼ不要なので、長い目で見ればコスパがいいといえるでしょう。




■メリットが多い人工芝でも知っておくべき注意点と対策



人工芝はメリットが多いものの、実際に設置する際には注意点もあります。ここでは人工芝を取り入れて快適な庭にするためのポイントも交えて解説します。



・景観を保てるが、人工的な印象が強くなる

人工芝は耐久性が高くきれいな状態を保ちやすいため景観を維持しやすい反面、どうしても人工的な印象を与えやすくなってしまいます。自然な風合いを楽しみたいのであれば、なるべくリアルな質感の人工芝を選ぶとよいでしょう。


以前の人工芝は単色で固く、人工的な印象を与える商品が多かったものの、近年では複数の色が混ざっていたり、ふんわりとした手触りだったりと、より本物に近い風合いの商品も豊富にあります。



・バーベキューや花火はNG

人工芝は合成樹脂製であるため、火気によって溶けたり、場合によっては燃えたり焦げたりしてしまう恐れがあります。取扱説明書には火気を使用しないように注意書きがある場合が多く、人工芝の上でそのままバーベキューや花火はできません。


なかには難燃性のある人工芝や防火機能付きの人工芝もあるものの、完全に燃えないわけではないため注意が必要です。やむを得ず人工芝上でバーベキューをする場合は、必ず防火シートを敷くなどの対策をおこないましょう。



・メンテナンスは簡単でも経年劣化する

人工芝はメンテナンスが簡単で維持費もかかりませんが、経年劣化するため定期的な買い替えが必要です。人工芝の耐用年数は一般的に7〜10年程度といわれているため、定期的に張り替えなければなりません。


素人がDIYで張り替えようとすると、仕上がりがでこぼこしてつまずきやすくなってしまったり、つなぎ目が目立ってしまったりと、不具合が生じやすくなってしまいます。また、適切な下処理ができないと水はけが悪くなり、カビが生えたり虫が湧いたりして不衛生です。


人工芝の張り替えの際には、専門業者に依頼するようにしましょう。


また、少しでも長く使用するためには機能性の高いタイプの人工芝を選ぶのもおすすめです。ポリウレタンのコーティングやUVカット加工が施されているもの、水はけのよいものなどを選ぶと長持ちしやすくなるでしょう。




■人工芝がおすすめな人



・メンテナンスに時間をかけたくない人

庭の手入れに時間をかけられない、または手間を減らしたいという方には、人工芝のメンテナンスフリーな特性が最適です。定期的な芝刈りや水やりが不要で、掃除もほうきやブロワーで簡単に行えます。


・年中緑の美しい庭を維持したい人

季節を問わず、常に美しい緑の庭を楽しみたい方には、人工芝は非常に魅力的です。冬でも枯れることなく、美観を保つことができるため、季節の変化による手入れが不要です。


・小さな子供やペットがいる家庭

クッション性があり、安全な素材で作られている人工芝は、小さな子供やペットがいる家庭にも適しています。転倒した際にも怪我のリスクが少なく、遊び場としても理想的です。


・設置スペースに制約がある人

日当たりや土壌に関係なく設置できる人工芝は、バルコニーや屋上、狭い庭などスペースに限りがある都市部などの住まいにもぴったりです。設置場所に柔軟性があるため、限られたスペースでも緑を取り入れることができます。




■まとめ



人工芝はメンテナンスが楽で設置場所を問わず施工しやすく、小さいお子さんやペットがいても安心して使用できるのが大きなメリットといえるでしょう。ただし、DIYで施工するとさまざまな不具合が生じる恐れがあるため、まずは外構工事のプロに相談してみるとよいでしょう。




■軽井沢周辺で外構工事・造園工事を検討中の方はぜひ神戸造園にお任せください!



神戸造園は、群馬県甘楽郡を拠点に、造園工事・外構工事・土木工事全般をおこなう会社です。確かな提案力と技術力でお客様のニーズに合った施工ができるのが弊社の強みですので、お庭のメンテナンスからお庭全体のプロデュースまで、ぜひ安心してお任せください。


もともと庭石の販売から会社がスタートしたため、石材へのこだわりや豊富な知識を生かして、日本庭園からおしゃれな庭まで幅広く対応が可能です。特に日本庭園を得意としており、外国人の方からもご依頼をいただいております。


外構工事や造園工事をお考えの方や、お庭についてお困りごとやお悩みごとがある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。




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