庭の草取りから永遠に解放されたい!後悔しないための雑草対策とNG対策を紹介!

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皆さん、こんにちは。群馬県甘楽郡を拠点に、軽井沢周辺地域で造園工事や土木工事を手掛ける有限会社神戸造園です。


庭の雑草に悩まされる時期は、夏だけではありません。気づけば地面に広がっていたり、抜いてもすぐに戻ってしまったりと、終わりの見えない草取りに疲れて「庭の草取りから永遠に解放されたい……」と感じている方も多いのではないでしょうか。


雑草の生育が活発でない冬〜早春に、対策を進めておくのも有効です。春になって一気に芽吹く前に準備しておくことで、草取りの負担を大きく減らせます。


一方で、毎年対策はしているつもりなのに効果が続かない…という声もよく聞きます。それは、多くの方が手間がかかる割に結果が出にくい方法を選んでしまっているため、思うような効果が続かないのです。


この記事では、煩わしい草取りから解放され、美しい庭を長く保つための「正しい雑草対策」を紹介します。




■草取りが終わらない理由は?


雑草が次々と生えてくるのには、それなりの理由があります。まずは仕組みを知ることで、どんな対策が効果的なのかが見えてきます。


庭の土には、目に見えないだけで多くの雑草の種や芽のもとが残っています。抜いた後でも土の中に種が残っていたり、風や鳥・動物によって新しい種が運ばれてきたりするため、完全にゼロにはできません。根や茎が少しでも残っていれば、そこからまた伸びてくることもあります。季節の変化によって、休眠していた種が一斉に芽を出すこともあり、草取りが終わらないのはこのためです。


さらに、地下茎で広がる雑草は特に厄介です。茎が土の中でどんどん伸びていくため、どこまで広がっているのかわかりません。気づいたときには、庭のあちこちから芽が出ていることも少なくありません。



■庭の取りから解放される雑草対策


庭の草取りから解放されたい方がまず知っておきたいのは、「雑草が育ちにくい環境をつくる」という視点です。草取りを繰り返すだけでは根本の解決にならず、季節が変わるたびに同じ悩みを抱えてしまいます。



・防草シート+砂利 or ウッドチップ

雑草をしっかり抑えたいなら、防草シートは外せません。光を遮ることで発芽を防ぎ、上から砂利やウッドチップを敷くと見た目も整います。


ポイントは、下地をきれいに整え、シートの重ね幅を十分に取り、端をしっかり固定すること。ほんのわずかな隙間からでも雑草は生えてくるため、丁寧な施工が欠かせません。砂利は和洋どちらの庭にも合わせやすく、ウッドチップは柔らかい雰囲気づくりに向いています。



・除草剤

除草剤は効果が大きいものの、目的に応じて種類が異なるため、使い分けを理解しておく必要があります。今生えている雑草を枯らすタイプと、芽が出るのを防ぐタイプでは作用がまったく違います。


誤った使い方をすると「効かない」「撒きすぎて土が弱る」などのトラブルにつながるため、適量を守り、庭木や芝生への影響にも配慮することが大切です。あくまで補助的な手段として考えておくとよいでしょう。



・人工芝

手入れを楽にしつつ緑を楽しみたい方にぴったりなのが人工芝です。防草シートと組み合わせれば、雑草の発生をかなり抑えられます。近年はクオリティの高い人工芝が増え、自然に見えるものも多く出ています。


注意したいのは、下地の整地が不十分だと水はけが悪くなったり、浮きが出てしまったりすることです。仕上がりに差が出やすいため、下地づくりがとても重要です。


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・舗装材(コンクリート・レンガ・固まる土)

雑草を徹底的に抑えたいなら、舗装は最も確実な方法です。コンクリートは耐久性が高く雑草がほとんど出ません。レンガは温かみのある雰囲気がつくりやすく、「固まる土」は水を加えて固まる舗装材で、自然な見た目を残しながら雑草を抑えられます。


どの場合も、地盤の状態や水はけ、勾配などの下地づくりが欠かせません。これを怠ると、ひび割れや水たまりの原因になってしまいます。


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・グランドカバープランツ

地面を植物で覆って雑草が入り込むすき間を減らす方法です。タイムやシバザクラのように横に広がって育つ植物は、庭の景観づくりにも役立ちます。ただし、種類によって「日なた向き」「日陰向き」があるため、植える場所に合ったものを選ぶことが大切です。


「雑草ゼロにしたい」人には不向きですが、手入れの負担を軽くしつつ自然な雰囲気を楽しみたい方にはぴったりです。




■やってはいけないNG雑草対策


一見効果がありそうでも、かえって状況を悪くしてしまう方法があります。後悔しないためにも、次の点には気をつけておきましょう。


・熱湯をかける

熱湯をかけると、その場では雑草が枯れたように見えますが、根までしっかり処理できるわけではありません。繰り返し熱湯をまくと、土の中の微生物が減って土が痩せてしまう原因にもなります。


・塩をまく(酢やコーヒーの出がらしもNG)

塩は土に残りやすく、植物が育ちにくい状態を長期間つくってしまいます。雨で流れれば周囲の植栽までダメージを受けることも。酢やコーヒーかすも雑草対策としての効果はほとんどなく、土に悪影響を及ぼす成分を残す場合があります。


・除草剤の過度な使用

効かないからといって多く撒くと、土の環境を必要以上に壊してしまうことがあります。種類ごとの特性を理解し、適量を守ることが大切です。あくまで他の対策と組み合わせる、補助的な手段として使うのが安心です。



■「DIY」と「業者に依頼」どっちがいい?



草取りの悩みを減らすには、まず“仕上がりの精度”が大きく影響します。DIYでできることと、プロに任せたほうが安心な部分を整理しておきましょう。


・DIYで挑戦する場合

DIYの魅力は費用を抑えられることです。ただ、防草シートを敷くときに「隙間から雑草が生えてきた」「風でめくれた」「整地が甘くて表面がデコボコになった」などの失敗例が少なくありません。人工芝も同じで、下地づくりに差が出やすいのが実情です。


・専門業者に依頼したほうがよい場合

専門業者は下地処理やシートの重ね幅、端の固定などを丁寧に行い、長く雑草が出にくい状態を高い精度で整えます。費用はかかりますが、やり直しの手間や追加材料のことを考えると、結果的に無駄が少ないケースも多くあります。


施工内容と費用のバランスを見極めるためにも、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」をして比較するのがおすすめです。草取りの負担を減らして「庭の草取りから解放されたい」と考える方にとっても、下地処理を重視した根治的な対策は大きな効果を発揮します。




■まとめ



草取りから解放されたいなら、雑草が生えたら抜く「対症療法」から脱却し、「根治療法」として「雑草が根本的に生えない環境」を整えることが欠かせません。防草シート、人工芝、砂利、舗装材など選択肢は多くありますが、どの方法でも丁寧な下地処理が効果を左右します。


庭の草取りから解放されたい方にとって、プロによる「根治療法」は長期的な負担軽減に最も効果的で、長い目で見れば費用的にもメリットがあります。DIYでは手軽に見えても、施工の精度が不足するとすぐに雑草が復活してしまいます。長くきれいな状態を保ちたい場合は、プロの技術を活用することが最も確実です。




■軽井沢周辺で造園・外構工事ならぜひ神戸造園にお任せください!


神戸造園は、群馬県甘楽郡を拠点に造園工事・外構工事・土木工事全般を手掛けています。庭のメンテナンスから空間全体のプロデュースまで、その土地の特性や暮らし方に合わせて最適な庭をご提案します。


私たちの強みは、「提案力」と「技術力」です。もともと庭石の販売から始まった会社であるため、石材への深い知識と扱いに対するこだわりがあり、日本庭園の施工は特に得意としています。和の趣を大切にした庭から、洋風のガーデンまで幅広く対応でき、軽井沢周辺では別荘をお持ちのお客様や、外国人のお客様からのご依頼も多くいただいています。


雑草に悩まされない庭づくりや、手入れのしやすい外構リフォームなども承っています。お客様の理想の庭づくりを、心を込めてお手伝いさせていただきますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。長く心地よさが続く庭づくりを、丁寧にサポートさせていただきます。




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